


小さな布の中に詰まる宝石のような文様
京都西陣の織元、帯屋捨松の帯地を使った古帛紗です。
貴重な帯地の一部を使用しているために、
この織り、柄行きの古帛紗は他にはなく、
一点ものとなります。

帯屋捨松の創業は安政(1854~1859)年間。
西陣織の伝統的な意匠や技法を継承するとともに
現代のニーズにあった軽やかで楽しい帯も制作。
デリケートな色糸の多色づかいで
心踊る作品を世に出す素晴らしい織元さんです。

古帛紗は茶席で使う裂地(きれじ)です。
お茶碗の下に敷いたり、茶箱に入れたりして使います。
また、きものの胸元に入れることもあるので、
きものとの色の写りなどを考えるととても楽しい。
お茶道具として以外にも、
部屋で小物を飾る時などに敷物として使ってもお洒落です。